NLPを学ぶカウンセラーが増えている理由


カウンセラーになるためにカウンセリングの技術を学びたい人はいませんか?
傾聴中心のカウンセリングに不安があったり、カウンセリング技術の幅を広げたい人はいませんか?

カウンセラーになるためのスクールや講座に行くと、まず学ぶことは「傾聴」です。
「傾聴」はカウンセリングの基本ですから、しっかりと習得して下さい。

しかし、カウンセリングは「傾聴」のテクニックだけですることができるのでしょうか。

ここでカウンセリングとはどのようなものか考えてみましょう。

日本の心理カウンセリング界の大御所である國分康孝氏がカウンセリングのプロセスを「コーヒーカップ・モデル」として約30年前から提唱しています。

カウンセリングのプロセスは、「①ラポールをつくる」「②深く内省する」「③行動する」の3つの過程を経て進むというものです。

「コーヒーカップ・モデル」はその図がコーヒーカップを横から見た姿と似ているということから付けられました。

私はこの図の「①ラポールをつくる」のところに、「①心の痛みを解消する」という内容も付け加えたいと考えています。

実際にカウンセリングをしていると、「息子が自殺したことが悔やまれてしようがない」「義父の声を聞くだけでビクビクしてしまう」など感情が乱れているクライエントと出会います。このようなクライエントには、まずはその感情が乱れる原因となっている「心の痛み」を解消して、感情を静める必要が出てくるからです。
また感情を静めないと「②深く内省する」に進むことも出来ないからです。

このようにカウンセリングには「①ラポールをつくる」「①心の痛みを解消する」「②深く内省する」「③行動する」という過程があるわけですが、これらを「傾聴」だけでできるのでしょうか。

私は「傾聴」が上手な人が相当多くの時間をかければ可能と思います。
ただ現実問題としては、それだけ多くの時間をカウンセリングに費やすクライエントがどれだけいるのかが疑問です。実際には、数回のセッションで効果が感じられなければカウンセリングを中止するクライエントが多いからです。

しかし、NLPを使えば「傾聴」だけよりもずっと短時間に効果を出すことができます。
なぜなら、NLPにはこれら4つの過程それぞれに使えるテクニックが数多くあるからです。
NLPは数分で効果を発揮することすらあるのです。

現在、NLPを学ぶカウンセラーが増えています。その理由はNLPがカウンセリングで使えるテクニックを数多く教えてくれるからです。
カウンセラーとしてのテクニックの「引き出し」が多くなるのです。

NLPの資格のみでカウンセラーとして活躍する人も出てきています。

あなたがカウンセラーだったり、これからカウンセリングを学ぶのであれば、「①ラポールをつくる」「①心の痛みを解消する」「②深く内省する」「③行動する」の過程それぞれについてご自分がどのようなテクニックを使うことが出来るのかチェックして下さい。

もしもテクニック不足を感じる所があれば、そこはNLPで補うことが出来るはずです。

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