リフレーミングで欠点を利点に変える方法
あなたの大切な人が下記のようなことを口にして悩んでいたら、どんな言葉をかけて励ましますか?
「私は八方美人です」
「私はせっかちです」
「私は頑固です」
「私は浮気性です」
「私は陰口を叩かれています」
「私は無愛想なのです」
「私はルーズなのです」
「私は消極的なのです」
「私はケチです」
「私は優柔不断なのです」
おそらくこの人は何かの体験をして、その結果上のように自分のことを考えているのでしょう。
しかし、本当は体験には何の意味もないのです。その体験に対して「八方美人」とか「せっかち」というように意味が後から付けられているのです。
ということは、意味を後から付け替えることも出来るのです。このことをNLPではリフレーミングと呼びます。
リフレーミングをするときは、下記の2つの質問を自分に対してして下さい。
きっとリフレーミングのアイデアが浮かぶはずです。
「この行動は他のどのような状況で役に立つだろうか?」
「この行動のプラスの意味は何だろうか?」
この2つの質問を使えば、上記のあなたの大切な人の悩みは次のようにリフレーミングできます。あくまで一例です。
「私は八方美人です」→「あなたはすべての人に分け隔てなく接することが出来るのですね」
「私はせっかちです」→「あなたは時間管理がしっかりできるのですね」
「私は頑固です」→「あなたは自分の考えをしっかりと持っているのですね」
「私は浮気性です」→「あなたは多くの人を好きになることが出来るのですね」
「私は陰口を叩かれています」→「あなたは注目されることができるのですね」
「私は無愛想なのです」→「あなたは物事に動じない人なのですね」
「私はルーズなのです」→「あなたは大らかなのですね」
「私は消極的なのです」→「あなたは慎重な人なのですね」
「私はケチです」→「あなたは経済観念のある人なのですね」
「私は優柔不断なのです」→「あなたは他人の意見を尊重できる人ですね」
リフレーミングができれば、あなたの周囲の人を元気づけることができるし、何よりあなたの思考の柔軟性が高まります。
NLPでは、さまざまな心理テクニックを学ぶことができます。リフレーミングはその一部です。