USJでNLP的に考えた今後の売れるビジネス


ハリー・ポッターが大好きな息子に強く頼まれて、家族でユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってきました。

2時間近く並んでようやく体験できたアトラクションが「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」。

ホグワーツの空を箒に乗って飛び回ります。
3Dメガネをしているので映像は立体的でスリリング、360度からの音響、そして座席は四方八方に動いて揺れまくります。
臨場感はかなりのもの。座席から降りたときには少しフラフラするほどでした。

予想以上に楽しかったのが「JAWS」。
船長がジョーズをライフルで射撃するのですが、弾が誤って石油タンクに当たってしまい、爆発とともに大きな炎が噴き上がります。そのときのカーッと全身で感じた熱と、灯油の燃える匂いを今でも覚えています。

今回の旅行で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが映画の世界のかなりリアルな「疑似体験」を売っていることがよく分かりました。

NLPでは、体験は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)でできていると考えます。
実際に体験しなくとも五感を通じて情報を与えることができれば、実際の体験と同等の疑似体験を脳内に作り出すことができます。

私はハリー・ポッターもジョーズも映画で観て知っていました。
映画を観るという形で、視覚と聴覚からの情報はすでに得ていたのです。

そこにさらにユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、灯油が燃える匂いを嗅ぎ(嗅覚)、ホグワーツでしか飲むことのできないバタービールを飲み(味覚)、頭から水しぶきを浴びたりして(触覚)、映画の世界をもっと楽しむことができました。

つまり、嗅覚、味覚、触覚の情報も加わって疑似体験の質が高まった訳です。

そう考えると、あんなに多くの人が国内外からユニバーサル・スタジオ・ジャパンにやって来て、さらに長時間の行列も我慢する理由がわかる気がします。
彼らが求めているものは何なのか?

それは、嗅覚、味覚、触覚で感じる映画世界です。
それは映画館やDVDでは得ることのできないものだからです。

ここに今後のビジネスのヒントがあるのかもしれません。
結論から述べると、味覚、嗅覚、触覚に訴える商品・サービスが今後ますます値打ちを持つ時代になるかもしれないということです。

それとは逆に、主に視覚に訴える商品・サービスは今後も値下がりが続くでしょう。
例えば映画。DVDをコピーする人が後を絶ちません。
またテレビの大画面化と値下がりで、自宅でかなり良質な視聴環境を作ることができます。
つまりわざわざ本物を買ったり映画館に行ったりしなくとも、もっと安く簡単に映画を楽しむことができるのです。

主に聴覚に訴える商品・サービスも値下がりが続くでしょう。
理由は映画と同じです。
デジタル情報として記録できるものは簡単にコピーされて、供給過剰になって値下がりするのです。

しかし、味覚、嗅覚、触覚に訴える商品・サービスは違います。
これらは簡単にはコピーされるものではありません。また、視覚や聴覚の商品・サービスが今後ますますありふれたものになればなるほど、貴重なものとして人々が求めるようになるのではないでしょうか。

そうであるならば、現在、主に視覚や聴覚に訴える商品・サービスを提供している人は、そこに味覚、嗅覚、触覚の要素を取り入れることです。
そうすることで、値下がりに歯止めをかけて、さらには値上げも可能かもしれません。

従来からある下のような商品は、参考になります。

コンサート(視覚・聴覚)+食事(味覚)=ディナーショー

アイドル(視覚・聴覚)+握手(触覚)=握手会付のコンサート

クラシック音楽(聴覚)+旅行(味覚、嗅覚、触覚)=ウィーン・フィルを楽しむ旅

五感の質を変更する心理テクニックを数多く学ぶことができるNLPは、商品・サービスの開発にも活かすことができるでしょう。

(※画像はユニバーサル・スタジオ・ジャパンのウェブサイトから引用しました。)

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