上手な叱り方
上手な叱り方が分からない人はいませんか?
叱った相手がそれをどのように受け止めるのか心配な人はいませんか?
それならNLPのノウハウが役に立つかもしれません。
職場での部下指導や、子どもの教育にも使えます。
NLPでは人には5つの意識レベルがあるとしています(下の図を参照)。
一番下の環境レベルは、自分の置かれている環境についてどのように考えているかという意識です。
行動レベルは、自分の行動についての意識です。
能力レベルは、自分の能力についての意識です。
信念・価値観レベルは、自分の信念・価値観に関する意識です。
アイデンティティーレベルは、自分の使命や役割に関する意識です。
上のピラミッドの図の上に行くほど、心の深層にあると言えます。
上手な叱り方とは、相手の行動レベルを叱ることです。
信念・価値観レベルやアイデンティティーレベルは叱りません。
具体的には、
「本当はどのようにしたかったのか?」
「何が悪かったのか?」
と尋ねていくことになるはずです。
反対に、相手を傷つけてやる気をなくさせる叱り方は、信念・価値観レベルやアイデンティティーレベルを叱ることです。
これは具体的には、
「お前は馬鹿だ」
「お前は何をやらせてもダメだ」
「お前はいつも失敗する」
というような言葉になるでしょう。
この5つの意識レベルのことをNLPでは、ニューロ・ロジカル・レベルと呼ばれています。上の上手な叱り方以外にも数多くの活用法があり、大変便利ですよ。