鬱病が克服できた!
NLPプラクティショナーコースの体験談をご紹介します。
掲載の許可をいただいています。
NLPプラクティショナーコースを受講したのは、私が鬱病になって半年ぐらい経った頃です。そのころ私は自分の病気や心理学について本やネットで調べていました。
いろいろな人がその実践の根っこの部分でNLPを使っていることが分かりました。
それでまずはNLPを学んで土台を作った上で、その後いろいろとやった方がいいのかなと考えました。
鬱病をカウンセリングだけで治すのではなくて、自分に何が起こっているのかを深く知って、根っこから原因を取り除きたかったのです。
私自身が医療関係の仕事をしているので、NLPを患者さんに活かすことができたらなという思いもありました。
最初は東京や大阪に行かないと学べないのかなと思っていましたが、熊本でも熊本カウンセリングでNLP講座を開催されていることを知って、まずはNLP体験講座に参加してみました。
すると2時間半のNLP体験講座を受講しただけですごく心が軽くなったので、その頃はうつ病の真っただ中だったのですが、NLPプラクティショナーコースに申込しました。
当時は週3日は絶望感、孤独感に強く襲われていて寝込んでいました。
寝込んだときは「死ぬしかない」という気持ちになり、指1本動かすのすら大変でした。
そして週4日目から7日目にに少し良くなって外出して、
外出で疲れてまた3日寝込むの繰り返しでした。
NLPプラクティショナーコースで学んだ中で、鬱病を治すのに一番役に立ったのは「ポジション・チェンジ」というテクニックです。
このテクニックで自分のうつ病と対話するというイメージができました。
このイメージの中で、うつ病が自分を守るために出てきてくれた存在であることに気づくことができました。
それがきっかけで前向きになることができました。
鬱病になる前、私は仕事で突っ走りすぎていました。ヘロヘロになっていました。そんな状態に私に「休め」と教えてくれていたのが鬱病でした。
寝込んだときはひどい頭痛がしていたのですが、「ポジション・チェンジ」で頭痛とも対話をしていったところ、頭痛が起きる頻度がぐっと下がりました。
当時は頭痛薬を飲んでも効かなくて寝込んでいました。
今でも多少は頭痛がするのですが、薬を飲めば寝込まずにすみます。
週1回頭痛薬を飲むか飲まないかぐらいの程度になりました。
頭痛薬の種類も変わりました。
当時は偏頭痛の特効薬を飲んでいましたが、今はロキソニンで済んでいます。
他にも「チェーン・プロセス」も役に立ちました。
このテクニックをやって、こうやって一歩ずつ進んでいけば、うつ病を治して立ち直れるのだと自信がつきましたね。
NLPプラクティショナーコースを受講して、再受講も4日ぐらいしたのですが、その結果、心が落ち込むことがなくなりました。
「自分はダメだ」と自己否定して、そして落ち込んで寝込むということを繰り返していたのですが、それがなくなりました。
私はNLPプラクティショナーコースを受講する前に休職しました。
休職した後は職場に近づくことすらできませんでした。職場が怖かったのです。
どうしても職場に行かないといけないときは、職場の駐車場で1時間ぐらい心を落ち着けないと職場の中に入れませんでした。
それが講座で学んだテクニックを使って、この怖さを解消して、職場に行くことができるようになりました。今はまったく抵抗はありません。
実は職場のスタッフの中に恐怖感を感じる人が一人います。
まだこの人に対する恐怖感は少し残っているのですが、それ以外のスタッフとのコミュニケーションは改善されました。
今後、私のように職場で悩んでいる人を孤立させないように、NLPを使って助けていきたいという気持ちがあります。
ですから今はカウンセリングができるような自分になりたいと思って、いろいろと勉強しているところです。
私のように職場の人間関係で苦しんで孤立している人には、世の中は優しいので自分一人で苦しまなくていいよ、「苦しいよ!」「助けてくれ!」とヘルプを出せば必ず手を差し伸べてくれる人がいるよ、と言ってあげたいです。
(U.Tさん 40代 医療関係)